私が子供の頃、一番好きな飲み物がママイでした。
ママイは甘酸っぱくて美味しい飲み物で、肌色をしていて瓶に入っていました。
黄色いビニールでふたの部分がおおわれていて、赤いビニールひもで止めてありました。
瓶の飲み口の所は丸い紙のふたが付いていました。
そしてママイを飲む時に丸い紙のふたを開けると
「時々当たりのマークが!!!」
この辺りマークがふたの裏に印刷されていると、ママイ1本と交換してもらえたのです。
子供の頃の私は、結構ふたの裏に当たりマークがあった事がありました。
その時はママイがもう1本飲めるという事で嬉しくてたまりませんでした。
そんなこんなでママイは、私が物心ついたころから飲んでいて、あの甘酸っぱい匂いとともに赤いビニールひもをはずすして紙の丸いふたを開けるのが楽しみで仕方ありませんでした。
私が子供の頃、家で宅配の牛乳を取っていたのですが、毎回その中に1本だけママイがあったのです。
子供の頃の私は牛乳があまり好きではなく、牛乳に囲まれた中に1本だけあったママイを飲むのがが唯一の楽しみでした。
そんなママイを最近見かけなくなったなと思っていたら・・・
なんと!
いつの間にか販売終了になっていました。
どおりで最近は、ママイを見ないはずでした。
販売元のオハヨー乳業のホームページを見ると、1998年(平成10年)に販売終了になっていたようです。
ママイは1966年(昭和41年)に発売されてから1998年(平成10年)まで販売されていました。
という事は33年間も販売したロングセラー商品だったのですね。
1998年までは飲めたんですね。
こんな事になるんだったら飽きるまで飲んでおくべきでした。
またオハヨー乳業のホームページで確認すると、ママイは乳酸菌飲料だったようです。
やっぱりあの甘酸っぱい匂いは、乳酸菌飲料に間違いなかったですね。
でもオハヨー乳業のホームページを見てびっくりした事があります。
それは宅配用で販売されている牛乳とコーヒー牛乳以外の商品で瓶に入っている商品は一つもないのです。
ママイは昔から90mlの瓶に入って売られていて、スーパーなどでも買う事が出来ました。
でも今現在、オハヨー乳業の商品ラインナップの中で、スーパーなどの小売店で買える商品は、紙もしくはプラスチックの容器になっていて、瓶に入っている商品は一つもなくなってしまっています。
ママイがスーパーで買えたあの時代がとても懐かしいです。
今でも私が物心ついた時から飲んでいた、ママイの匂いと味は忘れられません。
現在、スーパーなどで売っている飲み物の中で、風味と匂いがママイに一番近いのはピックルですかね。
でもピックルもママイのあの最強の匂いと味には勝てません。
ネットで調べると、ママイの空き瓶が500円でオークションに出品されていました。
もちろん、すでにソールドアウトになっています。
ママイの販売終了から18年もたっていました。
という事は、私が最後にママイを飲んだのは、おそらく20年ぐらい前という事になりますね。
そんなに昔だとは思えないのですが、時が流れるのは早いものです。
でも子供の頃、特に物心ついた時から飲んだり食べたりしたものの味や匂いって、大人になってもいくつになっても忘れられないものなんですよね。
そのうちママイの復刻版でもでないかと、ひそかに期待して楽しみに待っておきましょう。
ママイ商品情報
【商品名】
ママイ
【種類別】
乳酸菌飲料
【保存方法】
要冷蔵(10℃以下)
【発売期間】
1966年1998年(33年間)
【発売元】
オハヨー乳業